議事録「2022年10月度定例会」

1.実施日時等
 日時:2022年10月30日(日)9:30-12:45
 場所:東部フレンドホール3F 集会室4

2.議事
 議事次第目次
 1)挨拶(理事長)
 2)行事実施のご報告、感想、意見交換
 3)今後の行事予定
 4)その他

 議事詳細
  会議に先立ち、先日ご逝去された安達理事のご冥福を祈り、1分間黙。
  その後、NPOにおける在りし日の安達理事のご活躍を写真で振り返る。

 1)挨拶
 (理事長)
  近しい人が次々に亡くなっていく。生き残っている我々で、その方々の「やり残したこと」
  の遺志を汲み、引継ぎ、実現に向けて進んでいきたい

 (事務局長)
  逝去される数日前にお会いし、以下の3つを託された
  ・谷河内北、鹿骨地区の地区防災計画
  ・地域の住民の共助、特に声を出しづらい方々の声なき声を汲み取り進めてほしい
  ・NPOのジャンパー・服等はくれぐれも薄っぺらなものにしないでほしい

 2)行事実施のご報告、感想、意見交換
  ①10/08 A町会子供会・防災
   ・子供会のお祭りを「一時集合場所」で実施することを機に、災害時に集合場所に
    集まった場合、何をするか、確認した
   ・機材を出す、テントを立てることは(公園では)意外と手間
    反対にかまどベンチの消火は子供達でも簡単にできることが判明
    公園内の「火を使うこと」は、この付近で行うことに
   ・2つの町会が視察に来ていた。以下感想
    -一時避難所(集合場所)の使い方、受付や情報収集の方法が実地(公園)で、
     見ることができ、よくわかった
    -公園に入り口が沢山あるので別の入り口から入ってきた人をどう捌くかが
     災害時には必要かもしれない
    -災害時なので人の出入りが激しいのではないか。受付をしてそのあとの
     (家を片付けに戻ったり、地域共助をしたり)出入りの管理はどうする?
    -かまどベンチは有効。(1つの町会は掃除もしていないと…)
    -かまどベンチ1つでは集まった人に温かい食事や飲み物を配布するのが
     結構難儀ではないか

  ②10/10 SUG、費用に関する講演 参加報告
   A.費用に関する講演 (参加者1名)
    ・罹災証明など「なるほど」と思うことが沢山あり、参加してよかった

   B.SUG(参加者4つの町会8人…うち4名今回の定例会に出席)
    ・全員町会に入っていることが前提で、余震も起きない、避難者は全員が協力的
     トラブル対応の道具は全部そろっている…というのは現実的ではないと感じる
     むしろ、そういった町会だったらこういった状況は起きない
    ・最初の説明が、もっと丁寧でないと「条件」がわかりにくい
    ・違う立場の人間が1つの班になっても現実離れし、空中分解した進め方
     になってしまった
    ・班の中で理解した人だけが先に進めていた。レベルの差がある中でどう進めるか
     コーディネーターの状況見極めが困難な様子だった
    ・大きな災害に遭遇した場合、多くの人が下を向く
     そういった被害者感情が足りていないと感じた
    ・町会毎のルールや決まりがあるが、それに合っておらず取り組みにくかった
     町会ごとに班をつくるようにするべきと感じた
    (ここで副理事長から、SUGの本来の対象者は対策本部の人と、災害時いない場合
     の代行者であること、今後はマンション管理組合や企業対策本部、自治体対策本部向け
     にも応用できないか検討していることを説明)

    ・研修には意図があり、参加者が「現状では〇〇が足りない」「今後、こういった
     方向性が必要」といった気づきや反省、ガイダンス性があるべきと感じた
     (副理事長の説明を聞いて)なんとなく研修の意図はわかったが、最初の説明や
     コーディネーターがの対応に不足があった(事務局側の準備不足?)
    ・参加費をとるなら、町会(いくつかの町会でも良い)幹部を集めて、その町会毎に
     班を作って実施すべきと感じた
    ・2日前にA町会で公園を使った「実地」の模擬があったのである程度、頭にイメージ
     があったが、それと今回のものはかけ離れていた
    ・この教育(訓練)は、実際に町会幹部だけを集めて実施するべき内容、と
     (副理事長の説明を聞いて)納得がいった
     一般の方が参加するなら町会ごとにすべきと感じた
    ・実際に、公園または体育館を借りて、テントを立てて実際に行ってみる
     また、江戸川ボランティア養成講座中級のように住民役のスタッフは、様々な意図を
     事前教育し、現実に合わせる(避難者は素直な人ばかりではない)

  ③10/16 ボランティアフェス
   ・NPOは入り口付近で「防災ゲーム」「江戸川の災害の危険性(PPT投影)」
    「NPOとしてのこれまでの歩み(PPT投影)」を実施
   ・来場者はゲームを体験した人が90人程度、PPTを見ていた人はかなり多数
   ・区長もブースに来訪(記念写真)
   ・元土木部長の土屋さんも来場(記念写真)
   ・鶴岡市、和船の会、ろうあの会(手話の会?)からコラボレーションの提案
    それぞれ連絡をいただくことになっている
    (鶴岡市からは下記の3)の②、⑥の通り)

  ④10/23 B町会地区防災計画策定(第3回)
   ・春江小体育館で実施
   ・約110名参加、NPOから14人が参加
   ・グループ討議
     A、E班  :自分ができる「自助」(平常時、災害時)
     B、F、J班:自分ができる「共助」
            町会で取り組むべき「共助」(平常時、災害時)
     C、G、I班:一時集合場所に必要な物、避難者に必要な事(持物、心構等)
     D、H班  :在宅避難するために必要なもの、必要なこと
   ・各班とも真剣に意見交換、特に中学生班、子供会班のご意見は貴重なものだった
   ・区役所から職員は来ていなかった

 3)今後の行事予定
  ①ふくしま浜通りフェスwithなみえ焼そば
   11/5,6、六本木ヒルズアリーナ

  ②鶴岡市来訪
   ・鶴岡市から江戸川の市民防災浸透策についてヒアリングに
   ・11/25,26を希望している。ただし25日は平日(金曜日)
   ・(事務局長)対応できるかボラセンに振っている(連絡待ち)

  ③B町会地区防災計画作成(第4回)
   ・12/18(日) 8:45集合 9:00~12:00(春江小学校)★会議後変更★
   ・第3回の「提言」「意見」を受けて、さらに深耕する予定

  ④NPO総会
   ・11/27(日) 12:00~12:45(東部フレンドホール)★会議後決定★
   ・進め方はこれまでと同様
   ・行事はボラセンの意向を聞く必要がある(それ以外の行事は今年度通り)
   ・突発的に行事が入ってくる場合もあるが、柔軟に対応する
   ・費用面はそれまでに対応
    ★昨年までの参加費等は今回以降、各人にお渡し=⑤

  ⑤参加費(交通費相当の日当)
   ・22年度、21年度、20年度10月下旬の2週間分を今回参加者に支払い
   ・本日の定例会に参加できなかった方には総会の時にお渡しする予定なので
    できる限り参加いただきたい

  ⑥鶴岡訪問、防災に関する意見交換
   ・23年の1-3月実施?
   ・上記②の江戸川での打ち合わせである程度はっきりするかも
   ・鶴岡の温泉で実施したい
   ・ただ江戸川から鶴岡に行くのは結構大変

  ⑦江戸川人生大学
   ・3月20日、じきに講師派遣依頼がある予定

  ⑧10代の挑戦
   ・2023年3月12日の東部区民館で実施
   ・3年ぶりに対面形式・集合形式で実施
   ・この間に、共育プラザも「委託館」が増えてきて、どのように実施するか、
    現在検討中
   ・また、「防災クラブ」「料理・給食クラブ」も現在は活動休止中
   ・NPOとして「PCのゲーム」の他に「中高生向け防災のクイズ」を実施するか?

 4)その他
  ①日本防災士会、東京都支部からの「往復はがき」
   ・意図不明
   ・内容は「東京都支部の下部組織に入るか」「講師をするか」それぞれに
    YES、NOを記載させて返信するもの
   ・事務局長、会計より、日本防災士会の初期の「組織論」について説明
   ・副理事長から、当時の防災士会江戸川区支部が東京都支部に加入しなかった経緯と
    その理由を説明
   ・NPOとしては「防災士」以外も多数所属していることを鑑み、静観

  ②非常食
   ・NPOの備蓄色が10月で賞味期限が切れるため、分配
   ・東京都が放出した東京都備蓄品(12月または3月賞味期限)も併せて分配
   ・今回の定例会に来られなかった方は、11月の総会時に改めて配布する予定

  ③土屋氏講演 「防潮堤の無い女川町復興まちづくりの軌跡」
   ・日時 11月8~9日 午後7:00~8:30
   ・場所 東京都南部労政会館 2階 第5・6会議室(ゲートシティ大崎)
   ・費用 1,000円(但し「災害列島の作法」本1,500円と交換)
   ・申込 メール:eizoutoshikeikaku@gmail.com(坂本氏)

  ④ご出席者からの情報
   A:江戸川区のSDGS未来予想図完成
     但し頒布なし、本体/絵本はHPからダウンロード可能

   B:名刺が必要な方
    「氏名」
    「(必要な方のみ)携帯番号」
    「(必要な方のみ)メールアドレス」
    「(掲載したい)資格」
     を記載し、必要数(最大50)を名刺担当の副理事長にご連絡ください

   C:X町会「地区防災計画」意見交換会
    ・地区防災計画を来年度、作成する方向で現在打ち合わせ中

   D:浪江町
    ・11/18,19首都圏に避難している方を対象に、首都圏から浪江にバスで
     「帰宅・訪問」を実施予定

   E:視覚障害
    ・視覚障害の方は、まだ「やってもらう」意識が強い
    ・しかし、災害時にはなかなか手を差し伸べてもらえないことを念頭に、
     「自分には何ができるか」「できないとすれば災害が起きる前に
     どのような手を打っておけばよいか」案が得ることが重要ではないかと思う

   F:春江小学校避難所運営委員会(10/25午後実施)
     ・避難所となる春江小学校の内外をみてまわり、いざという時に学校には
      どのような設備があり、何が使えるか考えた
     ・今後HUGを実施する、実際に避難所設営の模擬訓練をすることになるが、
      NPOの皆様にもお手伝いいただきたい
      (様々なタイプの避難者役をNPOでやりましょう)

3.次回予定
 ・定時総会:11月27日(日) 12:00~12:45
 ・定例会 :11月27日(日) 12:45~14:00
 ・場所:ともに東部フレンドホール

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