議事要旨「2026年4月度定例会」

1. 実施日時、参加者等

  • 実施日時:4月26日(日) 14:00~16:20
  • 実施場所:長島桑川コミュニティ会館

2. 実施報告

①能登地震被災地報告

  • 日時:3月24日(火)~25日(水)
  • 場所:能登被災地
  • 参加者:当NPOから2名
  • 内容
    • 1日目
      • 能登さとやま空港
      • 臨時避難所対応説明
      • 總持寺祖院
      • 語部列車穴水のと鉄道
      • 和倉護岸復旧現場視察
    • 2日目
      • のと里山街道
      • 輪島(旧朝市跡等)
      • 白米千枚田、
      • R249隆起海岸(国土交通省北陸地方整備局解説)
      • 珠洲・県道28号
      • 聖域の岬
    • 臨時避難所運営で心にとめておきたいこと
      • 利用できるものは本来の使用方法と違っても活用する
        • 例1:隣接するレンタカー店からレンタカー借り上げ
          • 小型車:照明代用、中型:暖房=子供·老人寝所、大型:診療所
        • 例2:空港に避難した観光バスの空席に災害時要支援者乗車依頼
      • トイレの「臭い」は想像以上。1日だけのトイレでも接近無理。
      • スタッフの顔が怖いと、本当の被災者の心情·情報が得られない

②防災士研修センター 勉強会 3月

  • 日時:3月28日(土)
  • 場所:防災士研修センター(九段下研修ルーム)
  • 参加者:当NPOから2名
  • 内容
    • 1)過去の地震から学ぶ
    • 2)リスク発生直後にすべき事
      • 火災 ⇒消火
      • 閉じ込め⇒救助
      • 負傷者 ⇒応急救護
      • それぞれ自助→共助→公助
        • 自助·共助は個人/地域(防災士に期待)
    • 3)自助=備蓄、事前減災
      • 安全第一
      • 複数人で対応すること

③防災士研修センター 勉強会 4月

  • 日時:4月18日(土) 10:30~16:30
  • 場所:防災士研修センター (九段下研修ルーム)
  • 参加者:当NPO4名
  • 内容
    • HUG 設計思想と進め方講座
    • 新地震ゲーム HUG 実技ワーク·懇談
メリットデメリット
実動訓練
(避難訓練等)
勤務者は体で覚えることができる。
勤務者は「実際の問題点」を見つけられる。(申告するかどうかは別)
事業所全体の動きを把握/理解できない。
理解できないので課題解決→改善が滞る。
体を動かした実施感がある。(成果主義)
対策本部
図上演習
対策本部は事業所全体の動きを把握/理解できる。
理解できるので課題解決→改善が捗る。
勤務者にフィードバックする必要がある。
各人の頭の中に描く想定は一人ひとり違う場合が多い。→議論が空回りする危険性。
実動訓練と、図上訓練のメリットデメリット(講師)
  • 対策本部の疑似体験型図上演習は「現実重視」
    • 多くの訓練では「制度・ルール・決まり事」を決めそれ以外を排除
    • しかし災害時はハプニングの連続(過去の大規模災害時の事例)

④NHK明日をまもるナビ 時を戻せるならば~福島浪江町 時計店の100年

  • 日時:3月1日(日) 10:00~~(登場時間約4秒)
  • 浪江町·新町商店会にあった原田時計店の放映中、浪江町へ未帰還の方々がいる千葉·松戸を訪ねるシーンで「活動写真」に当NPO会員が映った。

⑤八丈島·青ヶ島 支援対応報告会

  • 参加者:当NPOから1名
  • 内容
    • 2025年台風22,23号で島全体が被害を受けた両島
    • 初動では東京から支援に行くことができないため、島民が自助·共助、しばらくして東京からボランティアが合流。

⑥F町会 災害備蓄食品 配布&近隣交流イベント

  • 実施日
    • 1回目:3月28日(土)
    • 2回目:4月4日(土)
  • 場所:F町会自治会館
  • 参加者:当NPOから1名 (企画 ·主催)
  • 内容
    • 東京都提供の災害備蓄品(賞味期限:5月~7月)配布
    • 対象は自治会員:約7割、非会員:約3割
    • 非会員の参加経緯:自治会館掲示板を確認して参加
    • 非会員の多くは子育て世代など、地域情報に敏感な方々
  • 企画の工夫
    • ご近所同士で誘い合って来館するよう声がけの工夫
    • 炊出しではなく各自受取り家で食べる配布方式の工夫
    • 自分たちで食べていただくよう調理方法の伝達の伝達の工夫
      • 以上を通じて防災意識の日常化、家庭備蓄の重要性を再認識頂く
  • 反省
    • 受付·引き渡し動線に問題有
    • 配布量の基準を世帯単位としたがばらつきが発生
    • ルール未徹底(代理受取、配布記録・チェック、要支援者対応等)
      • 誰でも配布できるよう「アクションカード」形式が重要と認識
      • 「その場にいる人が、できることを率先してやる」という姿勢

3. 推薦、決議

  • 江戸川区から防災会議委員、国民保護協議会委員についてNPOから1名選出するよう依頼された
    • 満場一致で理事長を推薦(手続きは今後事務局で実施)

4. 今後の予定

①A町会防災訓練

  • 日時:5月10日(日) 10:30~12:00
  • 場所谷河内みなみ公園(瑞江1-30)
  • 内容
    • 町会長挨拶、搬送訓練
    • かまどベンチを使った初期消火訓練(スタンドパイプ/消火栓放水)
    • 非常時トイレ
    • かまどベンチを使った非常食作り·試食
  • 備考
    • 同日13時からタワーホール船堀で当NPO会員が出演する音楽イベントがあります
      (訓練終了後、イベントに向かっても間にあうとのこと)

②防災士研修センター 勉強会 5月

  • 日時:5月23日(土) 13:30~16:30
  • テーマ:SUG講座
  • 講師:倉野康彦氏(HUGのわ主催)
  • 場所:防災士研修センター・九段下研修ルーム
  • 参加:当NPOから3名予定

③わっしょい2026

  • 日時:5月26日(火) 14:00~17:00
  • 内容:災害時要支援者への対応に関する出展を予定
  • 場所タワーホール船堀 展示ホール1・2

④防災士研修センター 勉強会 6月

  • 日時:6月21日(日) 13:30~16:30
  • 内容:カードゲームビーストアタック体験会 ~1枚1枚のカードをじっくり見よう
  • 進行:当NPO会員
  • 場所:防災士研修センター・九段下研修ルーム
  • 申込https://peatix.com/event/4956756
    • 期間:4月15日~6月18日
    • 費用:2,000円

5. 江戸川区避難所運営マニュアルのアクションカード化(案)

①カード化案 説明概要

アクションカードにすべき理由
  • 現在作成が進められている避難所運営マニュアルでは、実際に災害発生した際にそれらを読んで対応することは時間的にも人的にも難しい
    • とはいえ、何らかの指針(たたき台)は必要なのでは
    • マニュアルをまずは作ることまでは否定しない(アクションカードの原典になる)
  • しかし災害時には使いやすくするため実施すべきチェックリストに直し、その後各所·業務ごとにアクションカードとして落とし込んでいく必要がある
アクションカードに期待する効果
  • 発災時の混乱期を心の余裕をもって対応できるようにする
  • 避難所運営協議会の活性化のガイドとして活用を目指す
  • 避難所開設・運営マニュアルのブラッシュアップ(より使えるマニュアルに更新)
  • 発災時の物資や情報の中核を担う、避難所の運営の新たな仕組み作りの端緒となる
アクションカードの今後
  • まずは作成する
  • それぞれの場面、対応シーン、活用する自治会/避難所にて使用しやすいようにブラッシュアップする
  • 一方で、区民·避難することが想定される方々の防災意識の底上げをする
  • 多くの人が加わった教育訓練等を通じ、さらに実践的なものにする

 江戸川区では自治会や町会と区で避難所協議会を主導しているが、住民の大半は減災意識が低い状態では、協議会そのものが衰退しかねない現状では、避難所運営協議会の検討進捗がままならない、と、公園やマンションでの防災の活動をしていて感じている。
 そういった環境下でも避難所運営協議会で少しでも検討がしやすくなるよう、また議論を活性化するツールとして、アクションカードは期待できる。

 アクションカードは作成するだけで終わらせるのではなく、実用できるレベルまで、協議と訓練を繰り返し、災害時に利用できるまで育てていかなければいけない。
 今後、上記を行っていくために、どのようにアクションカードを活用すればよいかも含めパッケージとして提供する必要があると考えている。

②出席者質疑、感想等

(当日は時間があまりなかったので出席者から以下の感想がでていた)

  • アクションカードは雛型
    それぞれの部門·避難所でカスタム化や落とし込みが必須
  • トイレはどうするか、ペットはどうするか、備品はどこに置くかなど「決め事」を皆が知っていないと、「アクションカード」を渡されても有機的に動けない危険性があるのでアクションカードを有効に使用するためにカードを渡された人が動けるような知識を災害前に共通認識として持たせる必要がある
  • 多くの人が災害時にアクションカードで動けるように訓練も必要
  • 現状では避難所に来る住民は「自分達は被災者だ」「庇護してもらうために来た」という感情を持っていると推測される
    そこで「仕事をしてくれ」と言っても恨まれる危険性があるかもしれない
    • 事前に「江戸川区では在宅避難が基本」「避難所に来る場合は役割を負ってもらう」ということを区民に浸透徹底させないと…
    • 今のままなら「私は被災者だ」「税金払っている」「区の職員がやれよ」「町会がやれば」と言われかねない
    • 町会加入率が半分? 半分以下? で、どうやって区民に浸透していく?

③NPOとしての今後の取り組み

 当日は議論する時間があまりとれなかったので、今後、アクションカードを活用していくためにはどのようにするとよいか等、テーマ・課題ごとに参加者の率直な意見交換、議論を行うなど、継続的に NPO の方で検討していきたいと考えています。

6. 次回開催

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